対象の施設や人の安全を守る仕事
警備員の仕事は施設内を巡回したり、有名人のボディーガードとして働くイメージがあります。警備員は対象となる施設や人を警護するのが仕事です。日本では法律によって四種類に区分され、それぞれ警備の対象が異なります。警備会社によって仕事の内容が異なるのは警備区分ごとに届け出を行う必要があるためです。生活の中で接する機会が多い、工事現場やイベント会場の誘導は2号警備業務と呼ばれています。
警備員として働くための条件
警備員として働くための条件は雇用する会社ごとに多少の違いがありますが、基本的には誰でもできると言えるでしょう。学生や定年退職後の高齢者がアルバイトとして働くケースも少なくありません。警備に関係する資格が必要な仕事もありますが、未経験者が従事できる仕事や短時間の仕事も多いので、副業として働く方法もあります。その一方で18歳未満であったり刑務所から出所して5年以内などの欠格事由に該当する人は警備員になることはできません。就職や転職で警備の仕事を選ぶ際はその点に注意しなければいけません。
長く働くなら資格取得は重要なポイント
警備員として長く働くなら警備関係の資格取得は必須と言っても過言ではありません。会社の方針が変更されて今までとは異なる区分の業務に従事するなど、就労条件が変わる可能性があるためです。また、資格の取得は高度な知識や経験を持っていることを証明する意味もあります。同じ警備の仕事でも資格を持っている方が待遇が良くなるなどメリットがあると言えるでしょう。
警備員の仕事に就くには、警備員の求人に応募することが必要です。警備員は多くの業界で必要とされていて、経験の有無や年齢を問わない仕事です。