コンテナに代表される貨物を目的地まで運ぶ
コンテナを始め、タンクローリーといった自力で運転できない荷台車両を、大型トラック等で牽引する仕事は、一般的にトレーラーと呼ばれます。大型のトラックドライバーと同様、長時間労働が原則となるため、体力に自信があり、なおかつトラックによる運搬が好きな人に向いている職業と言えます。大型トラックに加えて牽引車両も運転できる、高度な運転技術が必要となるため、他の車両のドライバーと比較して、給与が高くなる傾向があります。
さらに、仕事内容によって給料が上がる歩合制を採用している関係で、運転距離が長いほど、もらえる給与額も増えてくる点が特徴です。
大型免許とけん引免許の両方が必要
コンテナやタンクローリーといった、大型の車両を牽引する仕事という性質上、大型車両を運転できる大型免許が必須となります。21歳以上かつ、普通自動車免許を取得後、3年以上の運転経験が、大型免許を取得する上での最低条件です。普通自動車免許と同様、教習所等での技能講習と学科講習に関するカリキュラムを修了し、運転免許試験場で行われる技能試験に合格して、免許が交付されます。なお、運転免許試験場で行われる学科試験に関しては、普通自動車免許取得の段階で合格しているとみなされ、原則として免除されます。
加えて、750キログラム以上の車両を牽引するための、けん引免許も取得する必要があります。普通自動車免許並びに大型免許の取得が、免許取得の必須条件となっており、教習所での実技講習及び、運転免許試験場での技能検定を合格して、初めて取得できます。
トレーラーは貨物専用の大型車両なので、大型免許の取得が必要です。どなたでも運転できる車両ではないので、大型免許を持っていれば、給与の良いトレーラーの求人に応募することが出来ます。